美健通販ブログ

2023/10/13 09:00


黄門様は世直しのため、身分を隠して助さんと格さんを連れて旅をしていました。悪人を懲らしめたあとには印籠を出して正体を明かして平伏すというのがいつもの流れでしたが、ある日、黄門様は印籠を無くしてしまいました。

印籠をなくした今、黄門様はなんの権力も誇示できない、ただの死にかけたジジイなので怖くなり、黄門様は悪人に存在を示すため、誰でも黄門様だと分かるように、名札を拡散してくれと格さんに頼みました。

しかし格さんは、黄門様が身分を隠して旅をしているのにそんなことをするはずないと思い、拡散を核酸だと思ったのでした。

印籠がないので、悪人を懲らしめるのではなく、新陳代謝が促進され、美白・薄毛・白髪・老化予防ができる『老舗核酸』を悪人に渡してあげることで恩を売って悪事を辞めてもらおうという作戦であると、格さんは勘違いして勝手に納得していたのでした。

そのため、格さんは名札を拡散しなかったので、悪人を含めた世の人全員が、この死にかけたジジイが黄門様であると知らないままでした。

ある日、悪人が現れました。
「越後屋、お主も悪よのう。」
「いえいえ、お代官様にはかないませぬ。」
説明もいらない恒例のワルです。

黄門様:「助さん、格さん、懲らしめてやりなさい」

黄門様は名札か拡散されていると思い込んでいるので強気でした。しかし、悪人たちは当然何も知らず、しかも格さんは勘違いしたままです。

格さんは悪人たちに、『老舗核酸』を手渡しました。

悪人:「お!いい物くれるじゃね〜か!俺たちが誰かわかってね〜のか!?」

格さんが悪人に核酸を振る舞った直後、当然改心などされるはずもなく、助さん、格さんに闘いを挑んできました。

悪人達は『老舗核酸』のお陰で新陳代謝が促進されてパワー倍増していました。そのため、格さんは体力で勝てずにすぐに殺られ、助さんも刀を折られて、すぐにボッコボコ‥
あとは印籠もなく、死にかけたジジイとしか認識されていない黄門様一人になってしまいました‥

黄門様:「貴様ら!この私が誰か分かっているのか!」

悪人達:「知るか、ボケ!」

悪人達からの電光石火の右ストレートが炸裂した。

黄門様:「ぐふっ!ぐべらっ!!」

即死でした‥‥
これにて黄門様御一行は全滅しました。

かくさんがかくさんとかくさんを間違えたおかげで、かくされたかくさを見せることができずに全滅するという、悲しい結末となりました‥‥

一覧に戻る